JAXAの知財

4月1日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の任期制招聘職員に任用されました。
主に、同機構で行われている研究開発成果から発明を発掘するのが業務となります。

公的な研究開発機関が特許を取得する意義は何だろう?この数年間様々な場面で考える機会がありましたが、未だに決定的な答えに至っておりません。
特に、ロケットや衛星のように、詳細技術は非公開のままで事業が完結するものや、航空機のように事業化までに10年以上の年月を要するようなものですと、企業の事業戦略や知財戦略とは違った視点を持たなければならないのではと思います。

個人的には、惑星探査や宇宙ステーション、超音速旅客機など「夢への投資」を守るための知財権取得ができればと思っています。

どんなテーマの発明発掘ができるのか、とてもワクワクしています。

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