公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブックが公開されました

2013年度から作成に携わっておりました『公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック-公設試における知的財産管理活用の手引き-』が特許庁から公開されました。
当初は数十ページの小冊子をイメージしていましたが、公設試や特許コーディネータのフィードバックに基づく改訂を重ね、完成したら、「公的試験研究機関の知的財産管理レベルチェックシート」という付録までついた立派なものになっていました。
ガイドブックの作成を通じて、公設試や、地方の中小企業の実態などにも触れることができ、作成委員にとっても大変有意義な活動となりました。

冊子は発明推進協会で配布しています

冊子は発明推進協会で配布しています

ガイドブックは下記サイトからダウンロードできます。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/public_research_guidebook.htm

以下、特許庁サイトから引用

公的試験研究機関は、独自の研究開発を行うことによる地域への技術シーズ発信機能と、地域企業との共同研究等による技術ニーズ対応機能の両方を兼ね備えた地域の重要な研究開発拠点であり、大学とともに、地域産業の活性化に繋がる知的財産創造やイノベーションの源泉となるところです。

そこで、特許庁では、公的試験研究機関における知的財産管理活用を支援するため、平成25~27年度公的試験研究機関知財管理活用支援事業を実施し、「公的試験研究機関知的財産管理活用ガイドブック」(主に公的試験研究機関管理者、知的財産担当、研究者等向け)及び付録の「知的財産管理レベルチェックシート」並びに「事例から学ぶ公設試のあるべき姿」(主に各自治体や公設試のトップ・管理者等向け)を作成いたしました。

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