交渉学の魅力

本日は金沢工業大学工学(KIT)虎ノ門大学院の交渉学要論にTAとして参加しました。受講生同士が模擬交渉をして、交渉学の基本を修得してもらおうというものです。かくいう私も、2年前は本学で受講生として学習していました。

本日の模擬交渉は、倒産したリゾート施設の売買をめぐって、破産管財人とエクイティファンドのマネージャとが交渉するというものでした。いくつかの対戦チームを見学して回るのですが、同じ設定なのに、全く異なる交渉が繰り広げられていきます。これは、講師だからこそ味わえる楽しみであり、学びの方法です。

そして模擬交渉終了後、相手の持っていた設定シナリオを見ながら、講師を交えて交渉を振り返るのですが、それはそれは反省の連続となります。今回は、交渉の全体像をマップ化してみないと、強いグリップの提携は適わない設定でした。そして、次の模擬交渉ケースに今回の反省点を取り入れて、よりハイレベルの交渉へと臨んでいきます。この反復繰り返しで身に付けていくことが重要です。

交渉学のロールプレイで受講生の皆さんにやってみてほしいことは、普段とは違った交渉スタイルで模擬交渉に臨んでみることです。情報や条件を小出しにしていくタイプの人は、ドバっと大判振る舞いするとか、あまりしゃべらない人は、マシンガントークで相手を威圧してみるとか、失うもののない模擬交渉だからこそできることをやってみることです。
すると、今までにない交渉スタイルのカードが1枚、きっと手に入ることと思います。

みなさんも交渉学はじめてみませんか。

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